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さいたん。

とある新米採用担当者の日記

採用面接に同席した。面接は「相手のことを知る場」ではなく、○○する時間だった。

今日、会社に行ったら、人事の人から

「今日の午後、1人採用面接あるから、同席して。」

と言われた。

 

今、採用活動を行っているマークアップエンジニアの面接とのこと。

さっそく、採用面接の現場である。

 

今回の面接は主に人事の人が進めてくれるそうで、

もし聞きたいことがあったら、質問してもかまわない、とのことだった。

 

ただし、相手の本籍地や家族構成、思想などについては、

就職差別につながるおそれがあるため、質問してはいけないそう。

雑誌や愛読書についても質問してはいけないそうだ。

 

 

自分が就職活動や転職活動で面接を受ける側だった時は、

よくある質問に対して、どのような答えを用意しておこう、

という考えのもと、対策を練っていた。

 

いざ、自分が採用担当として質問する側になってみると、

「何を質問すれば良いんだ……??」という気持ちになる。

 

 

午後になって、応募者が会社にやってきて、採用面接が始まった。

お互いに挨拶を済ませ、面接が始まる。

 

応募者の自己紹介、志望動機、これまでの経歴や実績について質問し、

後半は応募者からの質問を受け付ける。

 

応募者から現場に関する質問もあったので、その部分は私が回答した。

 

40分ほどで面接は終了した。

 

 

応募者を見送った後、

人事の人から「どうだった?」と質問された。

 

どうだったかと尋ねられても、

良かったのか、わるかったのか、判断材料がほとんどない。

 

仕事の経歴や実績について、

マークアップエンジニアとしては一通りのスキルを持っていて、

十分に現場で仕事できるレベルだと思う。

 

ただ、飛び抜けて良い、という程でもなく、

採用すべきかどうなのか、わからなかった。

 

「書類を見た感じでは十分に仕事できるスキルはあると思いました。

 受け答えもちゃんとしてましたし。」

 

人事の人は「うん、そうだね。」と、うなずいた。

 

 

そして、こう話してくれた。

 

「面接は『確認の場』なんだ。

 その人を採用したいかどうかは、最初の印象まででほぼ決まる。

 あとは、その印象に間違いがないかどうか、確認していく時間なんだ。」

 

面接を行うまで、私は面接は相手のことを理解する場所だと思っていた。

もちろん、それも正しい。

 

より経験を積むと、採用したいかどうか、一緒に働きたいかどうかは、

ほとんど第一印象までで決まっていて、あとはその印象が正しいのかどうか、

面接を通じて確認する、というのが、人事の人の持論らしい。

 

 

そのレベルに達するには、どのくらい経験を積まなければならないのか。

何百人面接する必要があるのか。

 

とても大変そうだが、採用面接に対する意識は、

大きく変わった時間になった。

 

明日、どのようにして「最初の印象までに採用したい人を見極めるのか」、

ということを確認しようと思う。